岐阜の地酒を育てたもの
岐阜の米

ひだほまれ

岐阜の米

岐阜県を代表する酒造好適米といえば、「ひだほまれ」です。冬、北アルプスの山々に降り積もった雪が伏流水となって田を潤し、そこで育成された米は大自然の恵みをたっぷりと吸収したお米。大粒で、タンパク質が少なく心白の発現率が高いため、高級酒造りには最適の条件を兼ね備えています。この「ひだほまれ」を使った酒は甘・辛・酸・渋・苦の五味のバランスが良いのが特徴です。現在、年間約一万四千俵が栽培されており、県内四十社あまりの蔵元へ出荷され、毎年桜の咲く頃には、素晴らしい「岐阜県の地酒」に仕上がっています。


岐阜の水

岐阜の清水

岐阜の米

岐阜県は、北アルプス・白山・伊吹山・恵那山等山々に囲まれ、その雪解け水が長良川・飛騨川・木曽川・揖斐川等豊かな水量の河川を生み出し、この清流からの伏流水が、お酒造りには最適な県内各蔵元の井戸水となって、おいしい岐阜県のお酒を生み出しています。


岐阜の酵母

G酵母

岐阜の酵母

G酵母は、岐阜県酒造組合連合会及び岐阜県内の蔵元と岐阜県産業技術センターで開発した酵母で、平成9年頃から領布されています。9号系派生株であるG酵母は、華やかな吟醸香と高い発酵力が特徴で、県内の酒造場で、主に吟醸酒・純米酒等の製造に使われています。

平成14年に低アルコール清酒製造を目的とした多酸性G酵母が、平成22年には作業効率に優れた泡なしタイプのG酵母が開発され、その利用が広がっています。